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中高年開業医におけるヤブ化防止の傾向と対策

「中高年開業医は必ずヤブ蚊ならぬヤブ化(=藪医者化)する」

こんな事を言うと,かなりの反発を招きそうです。たしかにいくつになっても勉強熱心で,臨床経験も医学的知識もきわめて豊富な開業医はたくさんおられますし,全員ヤブ化というのは流石に言いすぎかもしれません。

しかし,開業して数年以上が経ち,体力的な衰えとともに,医学医療の目まぐるしい進歩になかなかついていけない,あるいは若い医師のような知識吸収の意欲も低下したと感じる医師は少なくないように思います。またそうした自覚のないままに,他の医療者から見て疑問を抱かせるような診療をしてしまっているかもしれません。

こうしたヤブ化の傾向と対策については家庭医療学の碩学である藤沼康樹先生のブログに詳説されており,こちらが非常に参考になります。また雑誌「総合診療」9月号の山中克郎先生の企画に具体的な方策も細かくまとめられています。

ここではこれらの視点に敬意を表しながら第10回宮城プライマリ・ケア研究会で話させていただいた内容に基づいて、循環器専門医を経て開業医として診療を行っている私なりの「ヤブ化防止対策」について,自分で心がけている実践を紹介したいと思います。

1)人はなぜヤブ化するか?
米国の哲学者トマス・ネーゲルは著書「コウモリであるとはどのようなことか」の中で,「われわれは,自分があるいくつかの事柄に特に真剣に取り組んでいることを示すような選択をすることなしには,人生を生きていくことが出きない」,つまり人間である以上目の前の人生あるいは生活に真剣であることは当然であり避けがたいことであると言います。一方人間は「ちょうど砂山に四苦八苦しながら登っていくアリを見るときに湧いてくるような第三者的な驚嘆の念を持って,自分自身と自分が従事している人生とを,一歩退いて眺めることができる」と説いています。つまり自らの生に対し疑念を持つことも同時に免れがたく,これさえも人間の持つ一つの能力であるというのです。

私の言葉に直せば,前者は「オタク化」,後者は「アイロニー」と言えるかもしれません。医学的知識や知識のupdateに関ししてオタク化するのはなんの問題もありません。しかし経験を積んできた医師は,意外に自分の臨床経験に絶対の自信を持ち,疑問視する姿勢に欠けます。「これまでこうしてきてなんの問題もなかったから」「このやり方が一番ストレスがないから」,そうした自信が臨床判断の根拠になっている医師は少なくないでしょう。もちろんそうした経験は若手が到達できない一種の暗黙知として医師の実力の大きなウェイトを占めるものです。しかし他者からのフィードバックを受けていない経験には,たくさんの認知バイアスの入り込む余地があります。フィードバック環境がない場合,医師はますます独善化し硬直化しがちです。ここで言う「オタク化」とは自らの経験に対してオタクになってしまい独善化する,ということです。

もう一つの「アイロニー」ですが,「メタ化」と言っても良く,自分の診療行為を一歩引いて客観的に見つめ直す行為です。そうしたアイロニーであればポジティブなものですが,そうではない「アイロニー」を連想する中高年医師も多いでしょう。つまり,自分の診療を一歩引いて「まあこんなもの」と自己納得化してしまい,日々のルーチンワークに対する新鮮さや驚きの感覚が鈍麻していく。そして診療以外の趣味であるとか経営のことを行動の第一選択においてしまう。言ってみれば向上に対する無関心あるいは意欲低下です。

オタク化が独善化硬直化する原因はすぐに察せられます。一言で言えば前述したように他者からのフードバックがないことです。ソロプラクティスの開業医にとって,他者からのネガティブな指摘は,病院医師からも含めてかなり少ない。せいぜいレセプトの査定や患者さんからの苦情のレベルにとどまっています。どんなに豊富な経験を持つ医師であっても,最新の医学的知見は研鑽でしか得られず,また自らの失敗に気づく機会が希薄です。このように「診療への構造化されたフィードバックシステム」が保証されていない藤沼先生のブログより)ことが,最大の原因です。

もう一つのアイロニー化は,日々の診療の反復とルーチン化が主要因と思われます。生物医学的知識偏重の医学教育を受けてきた世代にとって,診療所で出会うケースは日常的でありふれていて表面的には反復的です。そうした傾向は倦怠感や事務的感覚をもたらし,ひいては診療への無関心,あるいは「診療なんてこんなもの」感を引き起こすことになります。

健全にオタク化しアイロニーを持つのであればよいのですが,中高年医師は往々にして,それとは正反対のオタク化,アイロニーへと突き進んでしまう。その背景にフードバックシステムの欠如と,反復する日常診療への倦怠感が挙げられる,というのがヤブ化の本質と思われます。
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2)ヤブ化問題の構造
さて、ヤブ化対策に移る前に、上述のフィードバックの欠如についてもう少し考えてみます。医師は患者さんと向き合う時、様々な人々との関係性を保ちながら診療しています。様々な階層が考えられますが、本ブログでは「患者身体」(患者さんの身体をさしますが、ここでは単に生物学的身体のみならず、心的身体を含む全人的な視点で捉えて「身体」と表現します。「全人的な」という表現はやや嫌ですね。「主体」というような意味です。言い方はあまりこだわりません)、「メディカルスタッフ」「同業医師」「家族・地域」「社会・環境」の5つのレイヤーを想定します。日々の診療では、患者身体に対しては治療、メディカルスタッフに対しては診療上の指示、同業医師に対しは医師会活動などという具合に、医師は様々な働きかけを各レイヤーに対して行っています。他方、医師はもちろん患者からも、診療の経過を通して様々な知識を学び取り、メディカルスタッフからも患者情報を得、同業医師からは各種影響を受け、という具合に各レイヤーとの間の様々な関係性を保ちながら生活しています。

医師の生活をこのような構造から捉えるとき、ヤブ化とは各レイヤーとの「関係性が希薄になっていくこと」、あるいは「各レイヤーからのフィードバックに対し鈍感になること」と定義することもできます。私たち医師は日々、自らの診療行為が患者身体にどのような変化を生じさせたのか、振り返りを繰り返しながら向上していく省察的実践家としての顔を求められます。前述した「オタク化」「アイロニー」とはこうした患者身体からのフィードバックだけででなく、メディカルスタッフや、同業医師、家賊・地域、そして社会環境に至る各レイヤーからのフェイードバックを受けたがらない、あるいは鈍感になってしまうことに他ならないように思われます。
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他業種との関係性やフィードバックが希薄となって、孤立化、独善化する。これも「ヤブ化」の本質と言えます。こうしたヤブ化の構造を踏まえた上で、ヤブ化対策を考えることにします。

3)各レイヤーとの関係性構築を主眼としたヤブ化対策
3−1)患者からのフィードバック(フィードバック①)
対策の主眼は各レイヤーからのフィードバックの強化です。これには様々な方策が考えられます。レベル1,患者身体からのフィードバックとしては、「ナレッジベースの構築」が欠かせません。単純な話、日々の診療で疑問に持ったことをその時その日その週に調べ知識化する作業です。これにはICTが有用です。日々の診療で生じた疑問に対しUpToDateその他の媒体で検索吟味しEvernoteなどにまとめるといった作業はもはや常識的に行われているでしょう。こうした作業はEBMの基本的姿勢であり、普遍的な学習方法と思われます。しかしながら、ICTに親しみの薄い中高年医師は、年々一人で勉強することの億劫さを自覚します。ヤブ化のもう一つの側面として「面倒くさがり」も重要な要素として考えねばなりません。

3−2)メディカルスタッフからのフィードバック(フィードバック②)
当院では,2019年4月から,日本NP教育大学院協議会の診療看護師(NP)資格を取得したNPを採用し,問診や臨床推論,あるいは生活習慣の管理などを行っています。診療所の外来診療に従事するNPは全国的にもあまり例がないと思われますが,NPは非常に優秀で,外来診療の多くを担うことが可能と考えます(処方その他最終チェックはもちろん医師が行います)。このことに関しては別の機会に詳しく報告したいと思います。

もうひとつ後述しますが,月1回,当院スタッフと外部スタッフによるケアカンファランスや,毎朝のミーティングにおいて,その時時の「困ったこと」「良かったこと」を共有する場を設けることにしています。たとえば昨日受診された患者さんの診療中で良かったと思うことを,構成メンバーから挙げてもらい皆で共有する。これをすると,チームで医療をしている一体感がぐっと増します。またメディカルスタッフから,医師がそれまで全く気づかなかった患者さんの情報,側面をたくさん知る機会でもあります。そうした情報に半ば愕然とすることもあり,日々のコミュケーション向上にかなり寄与します。

3−3)同業医師からのフィードバック(フィードバック③)
「ナレッジベースの構築」は最重要ですが、独学には限界があります。「ヤブ化対策の本質はすばり、「一人でやらない、みんなとやる」ことだと考えます。この時同業医師のコミュニティは非常に強い味方です。各種SNSはその点で非常に有効なツールです。今やFacebook、Twitterは臨床上の疑問に回答を与える有力な武器です。

ただし、やはり患者ケースをベースにディスカッションすること(PBL:Problem-based learning)は、様々な視点を私たちに与えてくれます。特に近所の信頼できる医師同士でのカンファランスでのライブ感は単なる情報以上の「生身の知識」が得られる重要な実践の場です。

当院では2017年から(前身は2005年)当院待合室で、顔見知りの開業医,病院勤務医10-15人による「シン寺子屋勉強会」を3ヶ月に1回の割合で行うことを始めました。資金は毎回の茶菓代300円のみです。各自で気になる症例を持ち寄り思い思いにディスカッションをします。症例は特に珍しいものだけではなく、表に示すようなありふれたケースでもOKです。
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中高年医師の多くが病院専門医からの転職が多いという特徴は、このカンファではプラスに働く面があります。各分野のエキスパートが揃っており,たいていの、そして極めてローカルかつ有用な知識がいながらにして得られます。

問題は、いわゆるインクルーシヴな、あるいは包括的な家庭医の視点からのフィードバックがあるかという点です。ありふれたケースを扱うには、「内科ではない」と言った頭から離れることが大切です。一応、私はある家庭医養成セミナーを2年間受講し、なるべく家庭的視点での発言をするように心がけたいと思っています。まだまだマスタークラスとは程遠い事を実感します。

未だに製薬企業主導の勉強会が情報リソースの多くを(見かけ上?)占めていますが、コンプライアンスの問題等からこうした勉強会が衰退していくこは確実であり、この時に備えて、本来は医師会などが主体となって、地域の島宇宙のような10人前後くらいの学習コニュニティーを創生することが望まれるように思います。

3−4)家族・地域からのフィードバック(フィードバック④)
すでに本ブログで紹介しているように,当院では2017年から,毎月第3水曜日の午後に,認知機能低下等で多職種との関わりが必要な方について,一人30〜40分程度のケアカンファランスを行っています。構成員は患者さん本人,ご家族,ケアマネージャー,訪問看護師,デイサービススタッフ,福祉用具業者などです。
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内容は主に,前半で各職種からの問題点紹介を行い,後半でそれに関する解決策を話し合うわけです。開催して2年になりますが,これは本当にやっていてよかったと思います。家族や医療介護スタッフを通して患者さんを取り巻く家庭,地域の全体像が把握できます。患者さんが診察室の外ではこういう事を考え,こういう生活をしているんだということが改めて新鮮な問いかけとして立ち現れます。

2年間開催してみて,痛切に感じることがあります。一つは,このカンファは基本的に患者さん本人参加を原則としているのですが,大勢が集まる場で患者さんは気後れをしてあまり話をしでいただけないでのではと危惧していました。しかしやってみたらそれとは正反対に,日々の日常や家族への思い,あるいは趣味のことなど,非常に生き生きと語る患者さんを目の当たりにします。普段診察室では決してみることのなかった明るい表情や笑顔を多く見ることができます。一人暮らしや老老介護の中で,このような語りの場は患者さんにとっても自分を開架する場になっているのかもしれないと思っています。

もう一つ,カンファの場では,ときにご家族と患者さん本人との間のすれ違いやご家族が非常に苦労していることが浮き彫りになる場面も見られます。このようなときは,改めて本人は参加せずご家族とスタッフとでカンファを開くことがあります。介護が必要なケースというのは実は家族も様々な問題を抱えている,よく知られたことですがこれもカンファを開くことで,たとえば患者さんのこうした言動が家族を悩ませているという具体的状況が共有できます。漠然とした家族の悩みが明瞭になります。

カンファで語られる内容を診療に活かすことが主眼ですが,患者さんご家族にとっても,あるいは医療介護スタッフにとっても。このように「語りの場がある」ということが重要な意味を持つように思われます。オープンダイアローグと言うには程遠いかもしれませんが,今後スタッフのスキルアップを図りながら,より語りやすい環境を形作っていきたいと考えています。

3−5)社会・環境からのフィードバック(フィードバック⑤)
最後に社会・環境からのフィードバックです。これも本ブログで紹介してきておりますが,3ー4ヶ月に1回,一般市民を対象として「どばし健康カフェ」という集まりを融資スタッフが主体となって開催しています。東京大学の孫大輔先生が立ち上げている「みんくるカフェ」の仙台支店として2013年から開始しました,一般市民と医療福祉介護者が健康の諸問題についてカフェ形式で語り合います。
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テーマは下の表ようにごく身近な健康の話題から,やや深い内容までさまざまです。本カフェは同業者同士のカンファやケアカンファとは,また全く異なる雰囲気で進みます。テーマはあくまで「健康食品やサプリはからだにいい?」といった当事者意識を必要としない自分の外側の問題です。そのため参加者の語りは非常にフランクで,多岐にわたり,自由な空気が支配します。ケアカンファも自由な雰囲気ですが,カフェになると参加者が自分の「役割」を気にしなくていいということが最大の特徴です。その中での語りは,やはり医療者,介護者にとって意外性や新たな発見に満ちます。
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たとえば「AIについて」がテーマのときは,意外にも「AIに診てもらいたい」と考える方が多く,医師のあり方を改めて考えさせられました。「健康情報」がテーマのときは,「医師が十分説明をしてくれないからマスコミ情報に頼る」という理由が多いことも驚きの一つでした。

こうした患者ではない一般市民の思いを聴くことは,診察室の中ではなかなかできません。SNSなどから市民の健康観を得られる場合もありますが,SNS情報はこうした領域では偏りがちかと思われます。市民の語りを直接聴くことで,医療者ではない人々が医療や医療者,健康や病気について何を思い行動しているのか,これを知ることで広い知見が得られ,独善的にならない方向に導いてくれる気がしています。

まとめ
中高年医師がヤブ化に陥りやすい要因を探り,その対策につき長々書きました。
まとめると以下になります。

・中高年医師のヤブ化の背景には「オタク化」と「アイロニー」がある

・そのまた背景には知力体力の衰えによる「面倒臭さ」の前面化と各レイヤーからのフードバックの欠如が考えられる

・当院でのヤブ化防止対策の主眼は,「フィードバックの場を積極的に設ける」,そのためには「ひとりでやらない,みんなとやる」ことである

・患者身体,メディカルスタッフ,同業医師,家族・地域,社会・環境のそれぞれのレイヤーからフィードバックされる場を設定し実践している(つもり)


そうは言ってもそういう場を設定すること自体面倒だ,それができないから問題なのだ,という声も当然あると思います。また当院での対策が普遍的で取り組みやすいかというとむしろ立ち上げには幾ばくかの障壁があることも事実です。

でも,「ヤブ化の徴候」はたとえどんなに鈍感な医師でも,日常診療のちょっとした場面で自覚しているのではないでしょうか。あるいは「ヤブ化」というネガティヴな感触でなくても,独善的になったり(オタク化)で医療情報に以前ほど関心がなくなった(アイロニー)と感じることは多少なりともあると思います。

そうした徴候が現れたときに,若干でも助けになればと考え,書いてみました。
ご参照いただければ幸いです。

$$$ 先日の台風一過の仙台
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by dobashinaika | 2019-10-18 07:27 | 開業医の勉強 | Comments(0)

第17回どばし健康カフェ「心肺蘇生法」を学ぼう!語ろう!体験しよう! どなたでもご参加できます!

10月26日(土)に第16回どばし健康カフェを開催いたします。

今回は「心肺蘇生法」のお話です。

心肺蘇生法をレクチャーと体験実習を行い,その後に体験に基づいての心肺蘇生法について感じたことや,救急の現場にい合わせたときや,ご家族が急変したときにときどう考えるか,どうするか。

皆で語り合います。

以下のサイトから申込可能です。
また直接ご連絡いただいても結構です。

お気軽にご参加ください。

参加申込サイト


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by dobashinaika | 2019-09-05 08:51 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第16回どばし健康カフェ:今回は口腔ケアのお話。締切間近です!

6月22日(土)の第16回どばし健康カフェ,近づいてまいりました。

まだお席がございますので,お時間の許す方はお気軽に起こしください。

今回は「口腔ケア」のお話です。

高齢者ももちろん,若いときから歯のケアは,すべての健康問題に繋がります。
しかしながら,本当に正しいお口のお手入れについては,わからないことも多いというのが本当のところかもしれません。

八幡町を中心に歯科訪問診療を精力的におこなっている五十嵐隆先生にレクチャーをしていただき,わからないことを明らかにし,わかるようにしていきたいと思います。

こちらから申し込みが可能です。

また委員に直接お電話いただいても結構です。
どなたでも参加可能ですので,気軽にご連絡ください。

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by dobashinaika | 2019-06-17 05:50 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第16回どばし健康カフェ:今回は口腔ケアのお話です。

6月22日(土)に第16回どばし健康カフェを開催いたします。

今回は「口腔ケア」のお話です。

高齢者ももちろん,若いときから歯のケアは,すべての健康問題に繋がります。
しかしながら,本当に正しいお口のお手入れについては,わからないことも多いというのが本当のところかもしれません。

八幡町を中心に歯科訪問診療を精力的におこなっている五十嵐隆先生にレクチャーをしていただき,わからないことを明らかにし,わかるようにしていきたいと思います。

どなたでも参加可能ですので,気軽にご連絡ください。
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by dobashinaika | 2019-04-21 18:42 | 土橋内科医院 | Comments(0)

2019年2月2日(土) 第15回どばし健康カフェを開催します。

2019年2月2日(土) 第15回どばし健康カフェを開催します。

今回のテーマは,介護が必要になったとき、どうしたらよいのか具体的に考えよう!~「住まい」と「お金」と「サース」と~

老健?特養??サ高住???高齢者施設と言ってもいろいろ。何か違うの?いくらくらいかかるの?介護の場は,様々ですが,その違いについては疑問に思う方も多いと思われます。

今回は介護が必要になった時の住まいの選択肢の一つとなる高齢者施設についてレクチャーをいただき、終の棲家についてワイワイおしゃべりしたいと思います。

皆様お気軽にご参加ください。

お申込みはこちらからできます。

直接メールまたは電話を頂いても結構です。
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by dobashinaika | 2018-12-24 19:05 | 医療の問題 | Comments(0)

6月30日(土) 第13回どばし健康カフェを開催します。

6月30日(土) 第13回どばし健康カフェを開催します。今回のテーマは,『健康食品やサプリメントは「からだにいい」ってホント?』

テレビや雑誌など様々なメディアで紹介される健康食品やサプリメント。
くすりを飲むより体によさそう?病気になりにくい体作りには使ったほうがいい??
興味はあるけど、使うところまでは・・。自分にあったサプリメントって?

日頃疑問に思っていることをみんなで話し合ってみませんか?  

皆様お気軽にご参加ください。

お申込みはこちらからできます。
直接メールまたは電話を頂いても結構です。
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by dobashinaika | 2018-05-13 18:05 | 土橋内科医院 | Comments(0)

「AI(人工知能)と医療/介護」について市民と医療者との対話の会を開きました:第12回どばし健康カフェ

もう1週間以上前になりますが,2月3日(土),当院待合室において,第12回どばし健康カフェを開催いたしました。

今回のテーマは「AI(人工知能)と医療/介護」です。AIの話を医療従者と市民が語り合う会なんてあまりないし,素敵だろうなという自画自賛的な感がしないでもない企画でしたが,20人以上の参加者を得て予想以上に盛り上がりいろんな名言,箴言があふれる素晴らしい会になりました(自画自賛?(笑))。

まず,東北大学ゲノム遺伝統計学の田宮元先生のレクチャーを拝聴しました。
Deep Learingの基本から医療への応用まで,ゲノム統計のバリバリも専門家でありながら,素人でも興味の引く箴言が散りばめられ大変スリリングでした。

・Deep learningはピアソンの主成分分析に起源あり,複雑成分を2値化する発想が背景にあること,
・それはむしろ暗黙知や直感に近いということ。
・現時点では脳機能のうち小脳と視神経機能しか代用しておらず,画像診断等は得意であるが大脳皮質に関連する機能や感情面の領域は全く無理であること。
・感情の領域はむしろ数学と親和性が強い(完成された数式はまず美的感覚として美しい!)ことなどなど。。

個人的にはすごく腑に落ちる講演でした。
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その後3グループに分かれてのディスカッション内容を,カテゴリー別にまとめてみます。各テーブルの模造紙書き込みを私の独断でまとめたものですので,ご了承ください。

【AIに期待できること】
・診断の平準化,正確化
    間違えない,忘れない,年齢や体調,感情に左右されず診断できる
    問診が定型化される(のがよい)
・副作用,服薬指導の平準化(薬剤師)
・より人間は人間らしい仕事ができる。雑用はAIに任せられる
・いつでも)医療情報を与えてほしい。情報源としてのAI
・遠隔診断。過疎地など
・予防医学:遺伝,環境因子をたくさん入れればできそう
・病院のコンシェルジュ(ペッパー君のうような)
・認知症患者の記憶の補助
・話し相手としてのAI 
    話しにくいことが話せる。怒らないで聞いてくれる。余計なこと,いやがることは言わない
・使いようによっては愛を感じるのではないか
・感情に関するデータもすべて入れ込めは、感情に訴えることも可能になるのでは?患者の行動変容さえ可能なのでは?

【AIには期待できないこと,不満点】
・がんの告知
・(患者の)感情をわかってもらうこと
・やはり味気ない
・「この病気は私もかかりました」「この薬は私も飲んでいます」などの体験談は言えない
・「私なら」「私の家族なら」ということは絶対言えない
・外科的なこと:外科は最後まで残るのでは
    反論として,既に手術もロボット化している
・患者さんの複雑性(家族,感情,経済面)に対処できないだろう。
・直感,スピード感はまだ人間だろう。重症感,第一印象,最初の一言で人間はわかる

【今後のAIに対し危惧すること】
・もし人間の感情に訴えかけることに長けた(そのように情報をインプットされた)AIが出現したら怖い
診療所外来レベルの会話は取って代わられるのでは?
・膨大なデータの入力コストの問題
・遺伝的情報もすべて管理することの恐怖、倫理的問題

【全般的な感想】
・AIはオールマイティーではない。ここまでが限界ということを知っておく。さらに人間の限界も知っておく事が必要
・良い医師+良いAIのコンビネーション,車の両輪であることが大切である
・人と人との関係,それに伴う安心感は最後まで残る

こう見てくると,みなさん,AIに対してかなりの期待を示しつつも,限界や怖い点もあり,上手に共生を図っていくことの大切さに気づいているように思い,そのバランス感覚に大変感服しました。
AIを考えるということは,取りも直さず,人間とは何か,人と人との関わりとはどんなものなのかを深く考えることになる,という思いを強く持ちました。

田宮先生のお話が非常に好評だったので,また形を変えて第2段を企画したいと企てております。ご期待下さい。
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$$$ 朝起きたらこんな感じ,休日の朝にもかかわらず筋トレ(雪かき)しました^^。
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by dobashinaika | 2018-02-12 23:04 | 土橋内科医院 | Comments(0)

2月3日どばし健康カフェ,テーマは「AI(人工知能)と医療・介護」です。お気軽にご参加ください。

第12回どばし健康カフェ、次回は年明けの2月3日(土)15:00〜開催します。

以前案内を出しましたが,まだお席に余裕がございますので,案内いたしました。

テーマは「AIと医療・介護」
今、医療のあらゆる分野にAI(人工知能)が進出し、近い将来、医療者、介護者の仕事にかなり影響を与えることが予想されています。
AIに何ができて、人間にしかできないことは何なのか?
AIと医療が将来どのような関係になっていくのか?
皆で語り合いたいと思います。

ただ、いきなりAIについて語れと言われても難しいので、今回は東北大学のAIの専門家である田宮元先生をお招きしてレクチャーをお聞きしながら対話を行っていきたいと思います。

AIの基本的知識を学びながら、市民、医療者がAIについてどんな印象を持ち、どう考えているのかを知る格好の機会です。
みなさま気軽に参加ください。

以下のサイトから応募できます。
あるいは当院に直接お電話されても構いません。
何卒よろしくお願い申し上げます。


by dobashinaika | 2018-01-15 22:41 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第12回どばし健康カフェ 2月3日(土):今回は「AIと医療」がテーマです

第12回どばし健康カフェ、次回は年明けの2月3日(土)15:00〜開催します。
テーマは「AIと医療」
今、医療のあらゆる分野にAI(人工知能)が進出し、近い将来、医療者、介護者の仕事にかなり影響を与えることが予想されています。
AIに何ができて、人間にしかできないことは何なのか?
AIと医療が将来どのような関係になっていくのか?
皆で語り合いたいと思います。

ただ、いきなりAIについて語れと言われても難しいので、今回は東北大学のAIの専門家である田宮元先生をお招きしてレクチャーをお聞きしながら対話を行っていきたいと思います。

AIの基本的知識を学びながら、市民、医療者がAIについてどんな印象を持ち、どう考えているのかを知る格好の機会です。
みなさま気軽に参加ください。

以下のサイトから応募できます。
あるいは当院に直接お電話されても構いません。
何卒よろしくお願い申し上げます。


by dobashinaika | 2017-12-24 12:40 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第11回どばし健康カフェ「 薬局、上手に使えてますか?」10月14日(土)開催します!今回は薬局と薬の話です。

第11回どばし健康カフェのご案内です。

第11回のテーマは「薬局」。


薬局は,処方箋がないとお薬もらえない?
薬局の薬剤師さんには薬をもらうときどんな話をすることになっているのか?
市販薬に係った税金が戻ってくる!?
薬局の薬剤師さんを指名できる?
薬剤師さんがおうちまで来てお薬整理整頓や説明をしてくれる??などなど

薬局や薬についての疑問を持つ方は多いでしょう。
今回は,実際に薬局で働く薬剤師さんからいろいろは情報を聞き出して、賢い使い方をみんなでおしゃべりしながら探します。

まだまだお席がありますので,皆様に気軽にご参加ください。

お申し込みはこちらから。
あるいは直接お電話かメールをいただいても構いません。

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by dobashinaika | 2017-10-02 21:57 | 土橋内科医院 | Comments(0)


土橋内科医院の院長ブログです。心房細動やプライマリ・ケアに関連する医学論文の紹介もしくは知識整理を主な目的とします。時々日頃思うこともつぶやきます。


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