一般医師の「一般意志2.0」可視化への期待:東浩紀著「一般意志2.0」読後感
話題になっている東浩紀氏の「一般意志2.0」にいろいろとインスパイアされることがあったので、私が関わっている医療業界や患者医師関係のことに敷衍しながら思いつきを述べてみたいと思います。
本書では、ルソーの「社会契約論」で提示された「一般意志」をフロイト流の無意識のデータベースと捉え、それを従来からの熟議型コミュニケーションと共存させる新しい民主主義の形が提唱されています。無意識のデータベースとしてグーグル、ツイッターなどのネット社会が「アーキテクチャ(情報環境の設計)」を提供してくれているというわけです。(不正確な要約かもしれませんので、くわしくは原文をあたってください)
ここで一般意志2.0と称されるものは個人の意志の合計である「全体意思」のようなスカラの和ではなく、相殺されたものを除いた上で残る差異の和でありベクトル和と定義されています。また序文で東氏は「私たちはもはや、自分たちに向かない熟議の理想を追い求めるのをやめて、むしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据えるような新しい民主主義を構築した方がいいのではないか」と述べています。
この「一般意志2.0」が、医療者世界に暗黙のうちに存在していることは、私にも直感としてわかります。例えば8月12日以降の心房細動新規抗凝固療法に対する医療者世界での「無意識」です。ブルーレターが出されて以来、不整脈専門医のオピニオンリダーや製薬会社は適正投与の啓蒙へと180度方針を転換しました。多くのプライマリケア医は、そうした専門家の言説を大いに参考にしながらも、ブルーレター前後でそれほど劇的には行動変容を起こさず静観しているというのが実情ではないかと思うのです。プライマリケア医の習性としての「新薬には軽々に手を出さない。専門家集団の動向を見て態度を決める」という姿勢は実は新薬登場前から「空気」として存在しており、発売から約10ヶ月経った今でもそれほど変わりはない気がします。
事実ツイッターやフェイスブック,それに研究会などでお会いする同業の先生方の雑談などからは、そうした「空気」がじんわりと伝わってきますし、そうした空気を多数の先生が吸って、味わっているのだと思います。
そしてこうした「空気」あるいは「一般意志」(一般医師のw)は心房細動治療の分野に限らず、どの領域にも見られるなはずです。
こうした医療者の分野ごとの「一般意志2.0」をツイッターやフェイスブック上から可視化できたら大変興味深いことですし、決して不可能ではないような気がします。
そう考えてくると我々医療者の最大のデータベースとしての電子カルテの存在を無視することはできなくなります。我々が日々行っている治療行為、検査その他の医療行為はもちろん医師としての「意識」に基づいて行われていますが、それらを集合したときに立ち現れるデータ、「例えばこの年齢のこういう合併症を抱えた人にはこの治療を多くの医師が選択している」という情報は医療者集団あるいは患者医療者共同の「無意識」として捉えられるものではないでしょうか。
すでに電子カルテをそのようなリサーチデータベースとして用いる活動は,以前のブログでも紹介したように報告されており今後発展するのは確実と思われます。
東氏は「一般意志」は「一般欲求」あるいは「均されたみんなの望み」くらいに理解しようと述べており、電子カルテのデータベースのような「医療行為の実績」を示すものとは性格が異なるかもしれません。しかしわれわれの医療行為の集積は、それ自体医療者および患者との「意志決定」の共同産物であり、そのデータベースはまさにわれわれの(しかも集積されたものは無意識の)「意志」の産物と言えるかと思います。
そうなると、このフレームワークをもっと他の世界にも応用できないかという思いが巡ります。たとえば患者さんの「一般意志」が知りたくなります。あるいは非医療者の「一般意志」の把握に応用できないものかと考えが進むかと思います。試しにツイッター上で「インフルエンザワクチン」と検索すると瞬く間に数十のツイートが抽出されます。それらの中には医療者からの情報提供や有用サイトの紹介もありますが、普通の人が抱くインフルエンザワクチンへのイメージや、打たないことの不安、ワクチン行政への意見など様々な言説を目にすることができます。
われわれは、受診する人の意志や欲求を知ることはできますが、「受診しない気持ち」「医療行為を受けない人の欲求」を知ることはなかなか困難です。特定の領域に限るとまだコンテンツ的には貧困かもしれませんが、本書はこのような未知の情報にアクセスできる可能性を夢想させます。
東氏は、「筆者はこれから夢を語ろうと思う」とし、「筆者の夢もまた断片的で矛盾だらけで、欠陥が多く混乱に満ちている」と述べており、ネット上でも様々な評価を目にします。私は、この書は確かにアカデミズムを追求している他書に比べれば大胆に見える解釈や、現時点では実現性に遠い距離感を感じる記述もありますが、まさにそれが故に多分野に応用できるフレームを提示したたたき台のような書物だと思います。そのように考えれば、医療分野でも上記のように勝手な夢想を展開できる楽しみが生まれてくるように思います。
その他興味深いと思った点を列挙。
・ウェブ2.0の提唱者ティム・オライリーを引用して、「未来の政府は、国民を抑圧したり監視したりするパターナリスティックな存在ではなく、多様な市民生活や企業活動を支援する、検索サービスやソーシャルメディアのような「プラットホーム」になるべきである。「政府2.0」は,その新しい政府の形をさす言葉だ」と述べられています。これまさに、今多くの診療所、クリニックで期待されている、もしくは既に実現されているプライマリケア医のあり方ですね、我々はさしずめ「診療所2.0」を目指し実現しているということですね。
・「政府のすべての会議を「ニコニコ生放送」で公開しろ、と呼びかけているようなものである」との1文を読んで、医療系の学会などでも、シンポジウムなどではフロアや会場外から、発言に突っ込みを入れるような場を想像しました。ツイッター上のTLでもそのようなアイデアが散見されます。実現したらかなり面白いことになるとは思います。シンポジストは大変でしょうが。
最後に、東氏は理性的なコミュニケーションや熟議だけでのコミュニケーションの限界を説いています。この書の前提の一つであり患者医療者関係に敷衍しても、私自身(あるいは多数の同業者)直面している問題であり、本来はこの書の感想として最初に書くべきことかもしれませんが、現時点ではこの大問題をまとめる余裕なしです。そのうちに。。
本書では、ルソーの「社会契約論」で提示された「一般意志」をフロイト流の無意識のデータベースと捉え、それを従来からの熟議型コミュニケーションと共存させる新しい民主主義の形が提唱されています。無意識のデータベースとしてグーグル、ツイッターなどのネット社会が「アーキテクチャ(情報環境の設計)」を提供してくれているというわけです。(不正確な要約かもしれませんので、くわしくは原文をあたってください)
ここで一般意志2.0と称されるものは個人の意志の合計である「全体意思」のようなスカラの和ではなく、相殺されたものを除いた上で残る差異の和でありベクトル和と定義されています。また序文で東氏は「私たちはもはや、自分たちに向かない熟議の理想を追い求めるのをやめて、むしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据えるような新しい民主主義を構築した方がいいのではないか」と述べています。
この「一般意志2.0」が、医療者世界に暗黙のうちに存在していることは、私にも直感としてわかります。例えば8月12日以降の心房細動新規抗凝固療法に対する医療者世界での「無意識」です。ブルーレターが出されて以来、不整脈専門医のオピニオンリダーや製薬会社は適正投与の啓蒙へと180度方針を転換しました。多くのプライマリケア医は、そうした専門家の言説を大いに参考にしながらも、ブルーレター前後でそれほど劇的には行動変容を起こさず静観しているというのが実情ではないかと思うのです。プライマリケア医の習性としての「新薬には軽々に手を出さない。専門家集団の動向を見て態度を決める」という姿勢は実は新薬登場前から「空気」として存在しており、発売から約10ヶ月経った今でもそれほど変わりはない気がします。
事実ツイッターやフェイスブック,それに研究会などでお会いする同業の先生方の雑談などからは、そうした「空気」がじんわりと伝わってきますし、そうした空気を多数の先生が吸って、味わっているのだと思います。
そしてこうした「空気」あるいは「一般意志」(一般医師のw)は心房細動治療の分野に限らず、どの領域にも見られるなはずです。
こうした医療者の分野ごとの「一般意志2.0」をツイッターやフェイスブック上から可視化できたら大変興味深いことですし、決して不可能ではないような気がします。
そう考えてくると我々医療者の最大のデータベースとしての電子カルテの存在を無視することはできなくなります。我々が日々行っている治療行為、検査その他の医療行為はもちろん医師としての「意識」に基づいて行われていますが、それらを集合したときに立ち現れるデータ、「例えばこの年齢のこういう合併症を抱えた人にはこの治療を多くの医師が選択している」という情報は医療者集団あるいは患者医療者共同の「無意識」として捉えられるものではないでしょうか。
すでに電子カルテをそのようなリサーチデータベースとして用いる活動は,以前のブログでも紹介したように報告されており今後発展するのは確実と思われます。
東氏は「一般意志」は「一般欲求」あるいは「均されたみんなの望み」くらいに理解しようと述べており、電子カルテのデータベースのような「医療行為の実績」を示すものとは性格が異なるかもしれません。しかしわれわれの医療行為の集積は、それ自体医療者および患者との「意志決定」の共同産物であり、そのデータベースはまさにわれわれの(しかも集積されたものは無意識の)「意志」の産物と言えるかと思います。
そうなると、このフレームワークをもっと他の世界にも応用できないかという思いが巡ります。たとえば患者さんの「一般意志」が知りたくなります。あるいは非医療者の「一般意志」の把握に応用できないものかと考えが進むかと思います。試しにツイッター上で「インフルエンザワクチン」と検索すると瞬く間に数十のツイートが抽出されます。それらの中には医療者からの情報提供や有用サイトの紹介もありますが、普通の人が抱くインフルエンザワクチンへのイメージや、打たないことの不安、ワクチン行政への意見など様々な言説を目にすることができます。
われわれは、受診する人の意志や欲求を知ることはできますが、「受診しない気持ち」「医療行為を受けない人の欲求」を知ることはなかなか困難です。特定の領域に限るとまだコンテンツ的には貧困かもしれませんが、本書はこのような未知の情報にアクセスできる可能性を夢想させます。
東氏は、「筆者はこれから夢を語ろうと思う」とし、「筆者の夢もまた断片的で矛盾だらけで、欠陥が多く混乱に満ちている」と述べており、ネット上でも様々な評価を目にします。私は、この書は確かにアカデミズムを追求している他書に比べれば大胆に見える解釈や、現時点では実現性に遠い距離感を感じる記述もありますが、まさにそれが故に多分野に応用できるフレームを提示したたたき台のような書物だと思います。そのように考えれば、医療分野でも上記のように勝手な夢想を展開できる楽しみが生まれてくるように思います。
その他興味深いと思った点を列挙。
・ウェブ2.0の提唱者ティム・オライリーを引用して、「未来の政府は、国民を抑圧したり監視したりするパターナリスティックな存在ではなく、多様な市民生活や企業活動を支援する、検索サービスやソーシャルメディアのような「プラットホーム」になるべきである。「政府2.0」は,その新しい政府の形をさす言葉だ」と述べられています。これまさに、今多くの診療所、クリニックで期待されている、もしくは既に実現されているプライマリケア医のあり方ですね、我々はさしずめ「診療所2.0」を目指し実現しているということですね。
・「政府のすべての会議を「ニコニコ生放送」で公開しろ、と呼びかけているようなものである」との1文を読んで、医療系の学会などでも、シンポジウムなどではフロアや会場外から、発言に突っ込みを入れるような場を想像しました。ツイッター上のTLでもそのようなアイデアが散見されます。実現したらかなり面白いことになるとは思います。シンポジストは大変でしょうが。
最後に、東氏は理性的なコミュニケーションや熟議だけでのコミュニケーションの限界を説いています。この書の前提の一つであり患者医療者関係に敷衍しても、私自身(あるいは多数の同業者)直面している問題であり、本来はこの書の感想として最初に書くべきことかもしれませんが、現時点ではこの大問題をまとめる余裕なしです。そのうちに。。
by dobashinaika
| 2012-01-03 15:04
| 循環器疾患その他
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土橋内科医院の院長ブログです。心房細動やプライマリ・ケアに関連する医学論文の紹介もしくは知識整理を主な目的とします。時々日頃思うこともつぶやきます。
by dobashinaika
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筆者は、2013年4月以降、ブログ内容に関連して開示すべき利益相反関係にある製薬企業はありません
●医療法人土橋内科医院
●日経メディカルオンライン連載「プライマリケア医のための心房細動入門リターンズ」
●ケアネット連載「Dr,小田倉の心房細動な日々〜ダイジェスト版〜」
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