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医療情報を正しく読むには

11月27日(金)は、心臓血管病の勉強会、第6回東北CVRMフォーラムに出席しました。今日は、琉球大学大学院臨床薬理学教授・植田真一郎先生の講演を拝聴しました。

by dobashinaika | 2009-11-29 14:07 | EBM

第4回心房細動を考える会

今日(19日)の夜は、第4回の心房細動を考える会がありました。心房細動はこのブログの表題にもなっていますが、わたしが一番長く付き合ってきた疾患であり、当院でも多くの患者さんが持っていらっしゃる病気の一つです。また最近では開業医が見る心臓病の中でも一番多いものと言ってもいいかもしれません。心房細動を的確に診ていくことは、今後プライマリーケアを担うものとして、不可欠との思いから、昨年より「心房細動を考える会」を有志の先生方と立ち上げています。

今日はその第4回で、杏林大学准教授の池田隆徳先生を仙台にお招きして、講演をお聞きいたしました。池田先生は、難しいと思われている不整脈の仕組みや薬について、からんだ糸を解きほぐすがごとく、ものすごくわかりやすく話されました。本当に頭にいい人とは、難しい内容をそう感じさせず話す人なのだ、ということを痛感させられる内容でした。およそ50名とたくさんの先生方の出席をいただきましたが、大変役立ったとの声が多く、企画したものとしてもうれしい限りでした。

今後とも心房細動のことは、ずっと考えていこうと思っています。
by dobashinaika | 2009-11-20 00:12 | 心房細動:リアルワールドデータ

睡眠時無呼吸 ~第7回みやぎ心臓疾患症例検討会から

昨晩は、私が代表幹事を務めます「みやぎ心臓疾患症例検討会」の第7回が開催されました。講師に仙台医療センター循環器科部長の篠崎毅先生をお招きして、「睡眠時無呼吸症候群」についてご後援いただきました。

先生には、睡眠時に呼吸が止まる人がいるのはなぜか?そもそもなぜ人は呼吸をするようになったのか?なぜ生物はずっととだえることなく息をし続けられるのか?といった興味ある話題をわかりやすくお話しいただきました。そもそも人は声を出すために、咽頭(のど)のスペースが、チンパンジーなどよりも広いため逆にそこが閉じやすいこと、その上二足歩行なので、寝るときは横になる(臥位)必要があるため、のどがつぶれやすいこと、の2点が睡眠時に呼吸が止まりやすい背景だとのことです。また、顎の細い弥生人は、顎のしっかりした縄文人より無呼吸をきたしやすいというお話も大変面白く拝聴いたしました。

今後もこの会を続け、たくさんの先生方と情報を共有したいと考えております。
by dobashinaika | 2009-11-18 08:42 | 開業医の勉強

新型インフルエンザワクチン接種につきまして

基礎疾患を有する方に対する新型インフルエンザワクチンの接種が11月18日から開始されるとの報道がなされており、宮城県のホームページにも掲載されております。
当院は、厚生労働省が示した「基礎疾患の基準」をもとに、当院通院中の患者さんのうち合計754名が、該当者であるとして、仙台市医師会に報告しておりました。

本日11月18日からの接種開始分として、当院には1ccバイアル16本(約32人分)が供給されました。このため、当院かかりつけの約720名の患者さんは現時点で、接種が困難な状況です。
現時点で、当院といたしましては、重い心臓疾患や呼吸器疾患で入院した既往のある方、および心不全や呼吸不全で強い息切れや呼吸困難を自覚している方、に限定して、ワクチンを接種することといたしました。このため、ワクチンをお待ちの患者様には、大変ご迷惑をおかけする状況となっております。
どうか以上の事情をご了承いただければ幸いに存じます。
なおこのような少ない配分量は、宮城県保健福祉部疾病・感染症対策室に問い合わせましたところ、宮城県内の他の診療所(内科標榜)も同じ状況とのことです

次回の供給は12月上旬が予定されておりますが、依然として配分量は少ないものと思われます。次回配分量が確定次第、ホームページで予約方法をお知らせいたしますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
by dobashinaika | 2009-11-16 18:35 | 新型インフルエンザ

八幡包括ケア会議そして木町画像カンファランス

今日は午後休診でしたが、午後3時30分から近くの八幡コミュニティーセンターで今年度第2回八幡地区包括ケア会議がありました。これは国見地域包括支援センターさんが年3回主催されているもので、八幡地区町内連合会会長さんをはじめ、民生委員児童委員協議会会長さん、社会福祉協議会会長さん、赤十字奉仕団団長さん、青葉区保健福祉センター障害高齢果の方、それに八幡地区にある介護福祉施設、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションの方などが一堂に集まり、八幡地区の介護の問題について、幅広く意見を交換する場です。国見包括支援センターさんは、八幡地区の方々の介護予防のケアプラン作成をはじめ、医療、介護のあらゆる相談に応じておられ、今回は、ここ半年で7回にわたり開催された、介護予防教室についての活動が報告されました。毎週~2週に1回ストレッチや筋トレ、健康講話、茶話会などを行い、大変好評だとのことです。是非とも今後とも続けていただきたいと思います。

夜は、いつも患者さんのCT,MR検査で紹介させてもらっている、仙台星陵クリニック主催の「第11回木町画像診断カンファランス」に出席しました。仙台星陵クリニックの先生方はCT,MRIが必要なとき、すぐに検査をお願いできる当院にとって大変心強い存在です。今日は、ここ最近当院の患者様で医学的に珍しい疾患の方2例を報告させていただきました。患者様を一方的に紹介するだけでなく、撮った写真をどのように解釈するかについて検討することができ、大変有意義でした。

最近はインフルエンザのワクチンを受ける患者様も多く、ただでさえ狭い当院が足の踏み場もないほど混雑し、大変ご迷惑をおかけしております。新型インフルエンザワクチンはなるべく予約制を敷き、混雑緩和に努めたいと存じますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
by dobashinaika | 2009-11-12 23:44 | 開業医生活

第18回寺子屋勉強会

本日は開業医仲間で行っている「寺子屋勉強会」でした。

この勉強会は私が幹事をしている会でも最も長く続いているもので、今回で第18回を数えます。
講師は、仙台厚生病院心臓血管センター循環器内科部長の滝澤要先生です。「冠動脈CTと薬剤溶出ステント後の抗血小板薬」について勉強しました。
最近は心臓の検査にもCTが用いられるようになり、カテーテル検査の代用として行われることも多くなりましたが、その適切な受け方について分かりやすく話していただきました。

残った時間で、新型インフルエンザの診療について困ったこと、悩んでいることを、皆で出し合いました。どの先生も情報が少ないこと、急に変更になることに戸惑っており、有意義な情報交換でした。
by dobashinaika | 2009-11-11 23:44 | 寺子屋勉強会

新型インフルエンザワクチンの接種につきまして

本日の新聞報道並びに宮城県ホームページで、基礎疾患を持つ患者さんの新型インフルエンザワクチン接種が、11月18日から可能となるとの発表がなされました。

本日の時点では、当院に何本のワクチンが配分されるか不明です。ワクチンの配分数が分かり次第、ホームページ並びに、お電話でのお問い合わせを受け付けますので、それまでしばらくお待ち願います。

ワクチン配分数につきましては、当院かかりつけの方の該当数を宮城県に申請しておりますが、必ずしも希望数どおり支給されるかどうかはわからない状況です。不足が見込まれる場合は、院長の判断で、重症の方から優先的に接種せざるを得ない場合がございますので、なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます。
by dobashinaika | 2009-11-11 11:29 | 新型インフルエンザ

仙台市急患センター当番

今日8日は、仙台市医師会急患センター(若林区舟丁)の当番医として勤務いたしました。当番は3カ月に2回くらいの割合で回ってきますが、今回は10月12日から約1カ月ぶりでの当番です。これは、10月から新型インフルエンザ対策として、休日のみ内科医(小児科医も)が日中2人体制になったからです。
今日も朝9時半に私が到着した時、すでに建物の外にまで待っている方がおられ、身の引き締まる思いで診療を始めました。しかし今日は最近の休日に比べれば、小児科も含めて患者さんが少なかったようで、私の担当が発熱以外の患者さんであったこともあり、午後5時までで約40人の方を診療いたしました。
発熱担当ではなかったのですが、37度台くらいでもインフルエンザの方が何人も見受けられました。ほとんどが10代20代の方で、多くは友達など近くに感染した人がいたという方たちでした。
当院でもインフルエンザの患者さんを多数みておりますが、これまで60代の方がお一人、40代の方がお一人のみで、他は皆さん10代、20代の方たちでした。
やはり若い人のワクチン接種が急務だと実感しました。
by dobashinaika | 2009-11-08 20:12 | 開業医生活

地域医療学習

11月7日(土)は、東北大学医学部2年生の学生さんが、当院で実習を行いました。今回の学生さんは10月31日から、毎週土曜日、3回の予定で実習する予定で、院長と一緒に患者さんを診るほか、検査や薬局の見学、往診の見学などをする予定です。
東北大学医学部では医学部2年生を対象に地域医療実習を行っており、当院ではすでに3年前から学生さんを受け入れています。
最近の学生さんは、教育が行き届いており、礼儀が正しく、患者さんや医院スタッフに対してのあいさつもしっかりでき、感心いたします。
プライマリーケアの生の現場を経験して、少しでも医学生としての意識が高められれば幸いと思っています。
来週14日も当院で実習させていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
by dobashinaika | 2009-11-08 19:33 | 土橋内科医院


土橋内科医院の院長ブログです。心房細動やプライマリ・ケアに関連する医学論文の紹介もしくは知識整理を主な目的とします。時々日頃思うこともつぶやきます。


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