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第9回どばし健康カフェ「がんについて考えてみましょう」開催しました!

3ヶ月ぶりに第9回どばし健康カフェを開催しました。
総勢約20人の参加がありかなりの盛況でした。

今回は「がんについて考えてみましょう」です。

「目玉焼きには何をけるか」をアイスブレイクにしたところ,それだけでかなり盛り上がってしまい。本線の時間が足りなくなるいつものご愛嬌がありましたが。

前半は,以下のようなポイントを話し合いました。
・ガンに対して抱くイメージは?がんはこわいですか?
・ご自身,ご家族,友人などのガン体験に関し,差し支えない範囲でお話ください。
・がん検診は受けていますか?

がんに対するイメージ
・友人が数人乳がん:皆比較的前向きにとらえている
・いや、不安、なりたくな、怖い。こわくないけど抗がん剤が怖い
・とにかくいや。ならないように気をつけている
・癌は自己責任病?

ご家族のがん体験
・5年経過し今は言えることも当時は辛かった
・生活が困難になった。職場で受け入れられない→芸能人の闘病との違いを感じる
・治療の見通しのつかないのが辛い
・父が膵がんですぐ他界。濃密な時間が過ごせたと後で思う
・父が大腸癌:前向きだった
・義理の父:脳腫瘍。その後肺に影→リンパ節転移、再発→緩和病棟
・いとこが乳がん
・父がステージ4の肺がん、抗がん剤の副作用で間質性肺炎→在宅。検診受けてもわからなかった
・家族にもケアが必要がと思った
・家族は皆ポジティブだった:ポジティブは病にはプラス
・闘うという感じはなかった
・検診に行くのが怖い=再発するのでは
・家族が末期
  ・抗がん剤をこれ以上できなことへの苛立ち
  ・良い治療法に出会えると前向きに考えている
・同接したら良いか未だにわからない。励ませばよいのか

がん検診
・家人ががんなので毎年している
・怖くてしていない
・気が向いたらする
・二次検査(大腸カメラなど)が嫌
・唾液でわかる検診のモニターになった
・知り合いがなったので必ず受ける

治療についてのイメージ
・抗がん剤は辛い
・抗がん剤以外の治療法:効いているか効いていないかわからないが本人が納得していればいいのだろうか
・よくなるかわからないし副作用は強いし
・自分らしく生きられないのでは?
・効かないと次の薬、次の薬と効かない時は大変そう
・自分がなってみないと使うかどうかわからない
・抗がん剤で100%効果があるわけではないからしたくない
・とにかくすがりたい。悪いものではなければラムネでも


後半は
・がんになったら告知してほしいですか?
・知らせらたらあなたはどうしますか?
・がんで死にたいと主ますか?ご家族の場合は?

告知について
・いくらしっかりしている(ように見える)人でも耐えられない
・家族、患者、医師で希望が食い違うことあり
・本人(ご家族)は、最初がんいう意識がなかった(思いたくなかった)、受け止めない、拒絶、理解できない
・癌と癌以外では告知にかなり違いがある。
・医者本人が癌になった時の話:それまで患者の気持ちがわからなかった、頭を金槌で殴られたようだった、それまで何のためらいもなく告知していた

知らせて欲しい=多数
・死ぬ前に準備したい
・家族が、知りたいのか知りたくいのかわからない
・家族に気を使われれなくない。いままでのように接してほしい
・余命は治療法が尽きてから知りたい
・余命が短いほど知りたい→好きなことがしたい

知らされたくない
・ビビリなので
・知らされたとしても何もしないと思う
・「思い残すこと」が思い浮かばない
・残りの時間、”頑張ってもな”、と思う
・優しくされたい
・迷惑はかけたくない、「ごめん」という感じ

死について
・自分としては突然死んだ方が良いが、家族から見ればゆっくり過ごす時間があるので癌死が良い
・死ぬ時は老衰がいい、癌は嫌だ
・突然死は心の準備がでいない
・癌は悪くない死に方

がん(本人または家族)と知らされたら
・うつとの闘い担った人がいる
今日の延長が明日ではなくなる
電子レンジのボタンを押すのもできなかった
・思い残すことないようにしない
・前向きに捉えるには時間が必要
・家族が癌になったら:どんなことしてでも長生きしてほしい、してあげられることは何でもしたい
・子供ならどんなことでも手を尽くしたい
・自分だったら:仕事を辞めて家族のために何かしたい
・19歳で身近で癌で亡くなった人がいた→がんでなくなるのは嫌だと思った、でも突然死も嫌
・末期ガンの人になんと声をかけたら良いかわからない
普通に接する
共感する
ポジティブなことを必ず言う
・治った人の話が聞きたい
・希望をもちたい
・だれかにすがりたい

その他

癌の原因はなにか?
・タバコと肺ガンは本当か
・家系、遺伝はあるのか
・食生活に注意:父が胃癌で醤油好き→でも漢字し元気;叔母もタバコ好きで胃がん→手術し80歳まで生きている

病院,医師についての不満
・病院にいては体験を聞くことができない
・医者は仕事として淡々と伝えるように見える。ドライである(家族がなった人)
 ・心理学の勉強をした方が良いのでは
 ・訴訟や補償の問題などから感情を入れないようにしているのか
・医者は仕事として淡々と伝えるように見える。ドライである(家族がなった人)

その他
・授与性は男性より強い
・女性は旦那さんが亡くなったあとすぐ立ち直る。男性はしゅんとなる
・女性は前向き、しょうがないと思う
・医療者は身近なものの病気には疎い
・がんによって成果穿ち雨と聞いたことあり:すいガン=高潔、胃がん=神経質など

### ある意味重いテーマであり,ご家族にがん体験のある方がなり多かったのですが,皆様苦労,苦悩しながらも,明るく前向きに捉えているそのBoth sidesが相まみえて,楽しくも考えさせられる時間でした。

がんに限りませんが,特にがんという病気は,発症臓器も,程度も,進行の仕方も,治療も,極めて個人的な,真に「その人ごと」の病気であるように思います。がんになったらおそらくそのひとひとりひとりに,「特有な」世界が目の前に広がり(広がってしまい),またそのひと「特有の」時間の流れが舞い降りるのだと思います。この特有の時空はその人だけの唯一無二であるからこそ,人間というのは究極に孤独であり一人だということを,真に切実に知るのだろうと思います。そして切実に孤独だからこそ,だからこそ周りからのささえが必要なのだと思います。

次回は6月を予定します。お知らせをお待ち下さい!
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by dobashinaika | 2017-03-07 00:06 | 土橋内科医院 | Comments(0)

わかっちゃいるけどやめられない(略してわかやめ)はなぜなくならないのか:第8回どばし健康カフェ


去る11月12日,第8回どばし健康カフェを開催しました。
テーマは「不健康大自慢大会」。

今回は「健康に悪い」と思いながらもやめられない,わかっちゃいるけどやめられない(略して「わかやめ」),ことを語っていただくということで,相当話が盛り上がりました。
笑いや歓声はこれまでで一番だったのではないでしょうか。

2部構成で,まず前半は「『わかっちゃいるけどやめられない』ことを存分語ってください」でした。以下箇条書します。

●わかっちゃいるけどやめられないもの(できればその言い訳も)
<食品>
- パン
- 菓子パン:マイブーム
- 麺類
- 「大盛り無料」のもの
- 夕食が遅い:毎日
- 甘いコーヒー(1日3杯)
- 深夜の炭水化物
- とにかく甘いもの 多数
- 間食
- 大豆のお菓子:ヘルシーなイメージあるからいい(チョコでもカカオなら)
- ポテチ:空けると最後まで食べる;もったいないから
- 食べてはいけないものほどど食べたくなる

<運動>
- 歩かない
- 車通勤だから(5人)
- タバコ
- アルコール

<その他>
- 夜更かし 多数
  - ダラダラしてしまう
  - ソファで寝てしまう
- くよくよ考える(マイナスに考える) 複数
- 飲酒後の入浴(時に寝てしまう)
- 年1回の検診の前だけ気をつける
- (いろいろと)我慢するほうがよくない

こうしてみると,やはり食事(過食,間食,甘いもの),運動,タバコ,アルコールが4大「わかやめ」でした。
興味深いのは「くよくよ考えること」が何人から挙がったことです。くよくよ考えるのは体にも悪いとわかっている,でも考えてしまう。なるほどそうだなあと思います。

後半は「なぜやめられないか」について語り合いました。

●なぜやめられないか
- 朝食べられないから夜中食べてしまう
- 夜更かし
  - 夜の一人の時間を大切にしたい
  - 昼寝をしてしまう
- 一定のリズムになってしまっているから
- 「癒やし」がほしい
- (食べないという)ストレスを貯めたほうが良くない,という心理→そう思い聞かせて自分に折り合いをつける
- 他のことで代償しているから良いと思い込む
  - 寝る前に食べたら,その分早起きするからよい
  - 主食をセーブしているから良いと思ってしまう
  - 食後のデザートは食事と同じと思い込む

これを見ると,「わかやめ」には2種類あることに気が付きます。
ひとつは,「否定的わかやめ」。「これは健康に悪い」と心で否定はしているものの,さまざまな制約によってそれが改善できない状態です。
たとえば運動不足が悪いのはわかっているけどけど車通勤だから運動できない。くよくよしてはでいけないのはわかっているけど,性格だから直しようがない。などといったことです。

もうひとつは,「肯定的わかやめ」。悪いこととは思いながらも,その悪いことを心のどこかで「でもそれも必要なことなんだ」と実は肯定的に受け止めることです。甘いものは健康に悪いかもしれない,でもそれもひとつの癒やしだから,ある程度構わない。いやむしろ少しくらいはかえって体にいいんだと,「悪」を認める心とでもいいますか。

実際本当のところ,どんなわかやめにも,この「悪への誘惑」の要素がひそんでいるように思います。夜更かしは悪い。でも夜誰もいない静かな部屋でネットしながらダラダラ過ごすのはとっても心地よい。それが悪いともう一人の自分の戒めがあればあるほど,いやむしろそうした規範があるからこそ,不健康への誘惑に誘われる。。

私たちが不健康なことをついしてしまう心理には,そうした逆説的な不健康への誘惑,不健康に堕することの「快楽」がひそんでいるのかもしれません。

最後に「どうしたらやめられるか」を出し合いました。

●どうしたらやめられるか
- 夫婦で協力する
  - お酒を飲む日は一緒に飲む
  - タバコをやめたお金を奥さんにプレゼント
- 暇な時間の工夫
  - 写メ交換,LINR:友人,お孫さんなどと
- 習い事を始める
- 食事が遅い
  - 週末に作り置きする
- コーヒー:ブラックにしたら痩せた
- 炭水化物ダイエット→やせすぎた
- 朝ごはんだけとにかく食べる
- 食事が遅くなる;週末に作り置きする
- 家族のことを常に考える
- 「ダメ」だと思うとかえってやめないから「ダメ」と思わないことにする
- とりあえず「今は」やめておこう
  - これを毎日少しずつ,または1日おきにしてみる
- どこかで「許される」ことを作る
- 必要おやつはお昼だけは食べよう
- 競争相手を持つ
- 周りに「○○する」と宣言する
- 高い服を買って体型を合わせる
- 意識してできるだけ歩くようにしている
  - 歩き方にも気をつける

結構参考になる”Tips(=コツ)”が聞けました。
夫婦で協力する,周りに宣言する,競争相手を持つ,などの他者巻き込み作戦。とりあえず今日だけはやめよう,朝ごはんだけは食べようなどの1点死守作戦。ここだけは甘くしてもよいという自分ご褒美作戦。習い事,高い服など強制的矯正作戦。などなど。

このなかで面白かったのは,「ダメ」と思わないことにする,つまり不健康なことを不健康と思わないことにするということです。そもそも不健康と考えることこそ不健康のもとである。これ開き直りのようですがもっと深いように思います。タバコにしても夜更かしにしても今健康だからこそ不健康と感じるのかもしれません。「最近寝てなくて」。。そうした不健康自慢の裏には,それだけ不健康をしても今現在健康なのだという,実は今の健康を自慢する心理がひそんでいるともいえます。こうなると健康と不健康の境目がわからなくなってきます。

そもそも健康とは何か。当然のことながらそこまで行き着くことになります。この問題本格的に構えると大変ですので別の機会に構えるとして,わたしの考えをちょっとだけ言うと,人間は常にギャップを抱えながら生きる存在というのがまず前提。ギャップとは「こうありたい自分」と「こうである今の自分」とのギャップで,このギャップは身体,社会,環境の各層ごとに存在します。私たちは「生活する上で体に不自由がない」「社会に役立つことがしたい」「こんな環境に住みたい」など今ここにない将来の自分の表象を思いうかべるとができます。一方でその表象と「今のこの腰が痛い自分」「職場で何もできない自分」「こんな生活しかできない自分」と言った現実も認識できます。そして未来と現実とのギャップも認識できます。

そのギャップが少なく,ある程度充足している状態を「健康」と呼ぶことにします。あるいはギャップが埋まっていると「感じられる」状態が健康だということもできます。ただしこのギャップは単に身体的な面だけでなく,階層がいくつもあり,埋まる埋まらないのall or noneではなく充足の度合いに幅があります。どの階層においてもギャップがないなんていう人はいないと思われます。そして,こうなりたい自分と今ある自分のギャプが大きいことが「苦しみ」を生み,「不健康」につながることになります。

この埋まるべきなのに埋まらないギャップを「不健康」と考えるならば,誰も完全な健康の状態に達することはできないように思われます。ギャップを埋めた途端,次の「こうあるべき」が出てくるからです。そうしてみると,ギャップが多少ある状態,ある程度不健康な状態こそ健康である,というのは間違いではないのかもしれません。

「健康」には上記のギャップの多寡により幅がある。健康不健康の線引はこの幅の何処かで見切り発車した場合の便宜的な区分けかもしれません。

その線引をうまい具合調整するのが医師医療者の役目のようにも思います。

と,当初の出発点からだいぶ離れたところに来てしまいました(笑)。あとで別の形で修正します。
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by dobashinaika | 2016-11-22 01:12 | 土橋内科医院 | Comments(0)

本日第8回どばし健康カフェ「不健康大自慢大会」本日15:00開催します

本日第8回どばし健康カフェ「不健康大自慢大会~あなたの不健康な習慣を語り合いましょう」」です。
お席に余裕があります。
もしご興味のある方はお電話いただければ幸いです!


「わかっちゃいるけどやめられない・・」

健康には良くないと知っている,でもやっぱりやめられないこと・・・
いつも,「やってしまった」と思いながら,それでもまたやってしまう・・・

そんなことはいくら品行方正と思われている人でさえあると思います。そしてそうしたことは,医者の前では言えないけれどどこかで,どこか人に言いたくなる衝動にかられることもまた事実です。

今回のカフェは,思い切って「不健康大自慢大会」と題して,それぞれ「自分の不健康自慢」を存分に語っていただきます。

語りあい,自慢しあった上で,そこから何が見えてくるのか。それが今から楽しみです。

皆様お気軽にご参加ください。

お問い合わせ,参加の申込みは以下のこくちーずからか,当院まで直接お願い致します。

場所:土橋内科医院待合室
日時:2016年11月12日(土)15:00〜 (約2時間)
参加費:300円(コーヒー、茶菓あります)

こくちーずPro
http://www.kokuchpro.com/event/768b850933ae275f995a7a949ef8e2a8/
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by dobashinaika | 2016-11-12 08:42 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第8回どばし健康カフェ「不健康大自慢大会! ~あなたの不健康な習慣を語り合いましょう」11月12日(土)

11月12日に予定しております,「どばし健康カフェ」。
まだお席に余裕がありますので,ご都合の良い方はぜひご連絡ださい!!


「わかっちゃいるけどやめられない・・」

健康には良くないと知っている,でもやっぱりやめられないこと・・・
いつも,「やってしまった」と思いながら,それでもまたやってしまう・・・

そんなことはいくら品行方正と思われている人でさえあると思います。そしてそうしたことは,医者の前では言えないけれどどこかで,どこか人に言いたくなる衝動にかられることもまた事実です。

今回のカフェは,思い切って「不健康大自慢大会」と題して,それぞれ「自分の不健康自慢」を存分に語っていただきます。

語りあい,自慢しあった上で,そこから何が見えてくるのか。それが今から楽しみです。

皆様お気軽にご参加ください。

お問い合わせ,参加の申込みは以下のこくちーずからか,当院まで直接お願い致します。

場所:土橋内科医院待合室
日時:2016年11月12日(土)15:00〜 (約2時間)
参加費:300円(コーヒー、茶菓あります)

こくちーずPro
http://www.kokuchpro.com/event/768b850933ae275f995a7a949ef8e2a8/
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by dobashinaika | 2016-11-03 17:26 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第8回どばし健康カフェ「不健康大自慢大会! あなたの不健康な習慣を語り合いましょう」11月12日(土)です


「わかっちゃいるけどやめられない・・」

健康には良くないと知っている,でもやっぱりやめられないこと・・・
いつも,「やってしまった」と思いながら,それでもまたやってしまう・・・

そんなことはいくら品行方正と思われている人でさえあると思います。そしてそうしたことは,医者の前では言えないけれどどこかで,どこか人に言いたくなる衝動にかられることもまた事実です。

今回のカフェは,思い切って「不健康大自慢大会」と題して,それぞれ「自分の不健康自慢」を存分に語っていただきます。

語りあい,自慢しあった上で,そこから何が見えてくるのか。それが今から楽しみです。

皆様お気軽にご参加ください。

お問い合わせ,参加の申込みは以下のこくちーずからか,当院まで直接お願い致します。

場所:土橋内科医院待合室
日時:2016年11月12日(土)15:00〜 (約2時間)
参加費:300円(コーヒー、茶菓あります)

こくちーずPro
http://www.kokuchpro.com/event/768b850933ae275f995a7a949ef8e2a8/
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by dobashinaika | 2016-10-02 12:03 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第7回どばし健康カフェ「テレビ,新聞,雑誌の健康情報〜何が正しい?」盛り上がりました!

昨日16日(土)は第7回どばし健康カフェでした。
今回は 「テレビ,新聞,雑誌の健康情報〜何が正しい?」でした。
第2回でも類似のテーマを取り上げましたが,今回はその実践編です。

初参加の方が半分弱,20代から80代まで,今回もバラエティーに富んだ方々総勢22名にお越しいただきました。

前半は「あなたがからだによいのか、悪いのかを知りたい薬、食べ物は何ですか?」「あなたは、病気や薬について、どういう情報であれば正しいと信じますか?」の2本立ての問いを発し,3グループに分かれて話し合いました。
以下箇条書きでまとめます。

「あなたがからだによいのか、悪いのかを知りたい薬、食べ物は何ですか?」
* ココナツオイル
* 米油
* 亜麻仁油
* エゴマ油
* アサイ
* オリーブオイル
* チアシード
* トクホが付いている食品
* プロポリス
* 黒酢
* 皇◯(高価!)
* 青汁(大麦若菜)
* 高麗人参
* ユーグレナ(ミドリムシ)
* くるみ
* ローヤルゼリー
* グリーンスムージー
* グルコサミン,コンドロイチン
* 自然の薬草:柿の葉,ドクダミ,スギナ
* 「3日で治します」体操ビデオ
* アーモンド(ビタミンE)
* ビタミン剤全般
* ブルーベリー
* プロテイン;過剰は薄毛になる?
* 納豆:食べ過ぎはプリン体を増やす?
* ヨーグルトは夜食べるのが良い?
* 牛乳の飲む過ぎは?
* コーヒーはがん予防に良い?
* お肉もがん予防?
* 野菜の生ジュース
* こんにゃく麺

「あなたは、病気や薬について、どういう情報であれば正しいと信じますか?」
* NHK:特に「ためして◯ッテン」
* 「トクホ」の印
* 値段が高い物全般
* デパートの催事場などで説明があると信じる
* 大学教授,医学博士の推薦
* 研究結果やデータが載っているもの
* 商品の業界の人の情報
* テレビCM
* 雑誌(広告ではなく特集記事)
* 家族からの口コミ
* 友人からの口コミ
* インターネットで調べて裏がとれた時
* チラシの広告は信用しない
* 薬剤師さんのおすすめ
* 医師のすすめ
* タレントさんが勧めている時

その他,体験談として,以下の様な話が上がりました。
* 糖質ダイエットで痩せた
* リウマチ,坐骨神経痛についてパソコンで調べたがわからなかった
* シミ消しのCMに出ていた商品を使ったが効かなかった
* 食事制限で1ヶ月で10キロ痩せた
* 骨粗鬆症の薬がいいのかどうか。医師によって違う
* 「富山の薬」の体験談を見て買った
* 日常生活の食事で改善しようとしている
* ビタミン剤,カルシウムを多量に飲んだ
* 豆類を摂り減塩したらコレステロールも下がった

後半は実践編として,赤ワインについての以下のサイトの記事を皆で読んで,信じられるか,信じられないか。またその根拠について挙げてもらいました。
http://www.kirin.co.jp/company/news/2015/0807_01.html

この論文を疑わしいと思う(懐疑的意見)
* ヒトでは「どのくらい」飲めばよいのかわからない
* 糖尿病の人にワインを飲んでもらうこと自体OKか?
* この情報だけで赤ワインを飲んで良いと判断できるのか?
* ネズミの実験にすぎない
* 4週間しか実験していない
* 「ポリフェノール学会」だけでは信じ難い。糖尿病学会ではない
* バイオマーカーの測定しかしていない
* 会社の宣伝になっている
* 大学は場所を貸しただけかもしれない
* ワインの中にどれくらいレスベラトロールが含まれているかわからない
* 「糖尿病発症直前の段階」という定義が不明
* ネズミが何匹だったのかが示されていない

この論文を信じる
* (大学の)先生が解説しているから
* データ(数字)が書いてあるから
* 知っている名前の会社が発表している
* 学会発表だから
* 見出しだけ見ると信じでしまう

その他
* 糖分が増えてふとるのでは?
* ワインの種類,ノンアルコールワイン,ぶどうジュースではどうか
* ポリフェノールを含む赤ワイン以外の食品はどうか?
* 見出しだけ見ると信じてしまう
* 最終的には自分の判断で

私が考えている以上に,よく批判的吟味がなされているなあと感心しました。
特に医療従事者が多かったわけでもありませんが,やはりカフェに参加されるかたの意識の高さを感じ,また驚いたというのが本音です。

一方,やはり医師や大学先生のお話や,学会発表だから信じるという意見も多く聞かれました。

最後に私が,以前以下のブログで取り上げた健康に関する記事の読み方パンフレットをご紹介し,終了となりました。
http://dobashin.exblog.jp/20744661/

今回はアンケートでもほとんど全員が「とても良かった」と言っていただき,また各グループごとのはにかなりの盛り上がりが見られ,満足度の高い回だったと思います。

次回は,3月12日(土)「震災から5年,あなたの健康は?(仮題)」を計画中です。詳細決まりましたら,お知らせいたします。
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by dobashinaika | 2016-01-17 22:41 | 土橋内科医院 | Comments(0)

第7回どばし健康カフェ「「テレビ,新聞,雑誌の健康情報〜何が正しい?」を開催いたします。

第7回どばし健康カフェを開催いたします。

今回のテーマは「テレビ,新聞,雑誌の健康情報〜何が正しい?」

日時:平成28年 1月16日(土)15:00〜(約2時間)
場所:土橋内科医院待合室(仙台市青葉区八幡2−11−8)


市民と医療従事者が垣根を超えて,健康・医療・福祉について気軽に語り合うカフェです。
今回はいろいろな健康情報を上手に読み解くにはどうしたら良いか,具体的に「赤ワインは糖尿病に良い」という記事を読みながら考えていきます。

以下のサイトから申し込み可能です。
”こくちーずpro 第7回どばし健康カフェ 申し込み”

どなたでも気軽に参加できます。お待ちしております!
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by dobashinaika | 2015-12-04 22:43 | 土橋内科医院 | Comments(0)

「どばし健康カフェ」が河北新報に掲載されました

どばし健康カフェ(みんくるカフェ仙台店)に関する新聞記事が,地元宮城の「河北新報」に掲載されました。カフェの様子が大変良く伝わっていると思います。だんだん,カフェも軌道に乗ってきた感じで,スタッフや参加する方もこころから会話を楽しめるように鳴ってきていると思います。
記事にあるように,ゆくゆくは街角健康カフェのようなものを開きたいなと思っています。
次回は1月16日(土)を予定しております。内容は,まだ秘密です^^
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(私もちらっと写っています)
by dobashinaika | 2015-11-25 18:49 | 土橋内科医院 | Comments(0)

「第6回どばし健康カフェ:認知症についてなんでも語りあいましょう」開催いたしました。

10月31日は,当院待合室において「第6回どばし健康カフェ:認知症についてなんでも語りあいましょう」を開催いたしました。

今回も約20人の方にお集まりいただきました。
20代の方から80代の方までで,うち半分は初参加の方でした。医療従事者,医療関係の方が半数程度で,半分が当院の患者さんまたはネットやチラシを見て申し込まれた方です。

まず認知症に関するドラマ形式のビデオと,簡単なミニレクチャーのあと,前半セッションとして
「認知症の人の世界をイメージしてみて下さい」という設問を投げかけてみました。「今まで思い出せていたことが、思い出せなくなってきたら?
時間や場所、人の見当がつかないとしたら?」
そうなる事を想像したことがあるか,そうなった時のことをあなたはどう考えるか,周りの人はどう考えるか。」
について3グループに分かれて自由に語り合っていただきました。

当日出てきた各参加者の言葉を列挙してみます。

「自分が認知症になることをどう考えるか」
・怖い
・知らず知らずなってしまう,自分で気が付かないことが怖い
・違う世界に行ってしまう不安
・昔のことが思い出せなくなるのが不安
・友達,家族の名前が思い出せなくなる(恐怖心がある)
・子供の頃の記憶しかなくなってしまう
・仕事をやめなくてはならない
・経済的な面の不安
・想像できない
・わからない,想像できない
・他人ごとでなくもっと自分のこと,身近なこととして考える必要がある
・考えないようにしている
・自分には関係ない,それよりひとと対話してたくさんお話するのが良い
・冬にパジャのまま歩き回っていたひとを見たことがある。「別の世界にいる」と感じた
・寂しい,孤立感
・なるべく妄想などを起こさないように気をつけている
・今まで心のなかにあった感情が(そのまま)出てしまうのではないか
・なってしまったら自分は困らない
・そばで誰かがいてほしいと思う
・今まで出来たことができなくなる
・外出したり暴れたりしてしまうのではないか
・家族に迷惑がかかる
・地域の人の目が気になる
・好きなことをやるのが良い
・病院には行きたくない
・周囲に知られたくない
・周囲の目が不安→その周囲のことすらわからないのでは
・一人暮らしだと全部自分でしなければならない(のにできなくなる)
・施設があるのは安心
・感情は残っていると思うので,言葉遣いが大切,相手を信用する関係を
・秘密を話し出してしまうのはないか(と不安)
・他人が怖くなり引きこもってしまう

あるグループでは自分が認知症になることを考えたことのある人が6人中4人でした。

こうしたことを踏まえ,後半では「家の人,親しい友人が認知症になったら,あなたはどんなふうに接すると思いますか?どんなふうに接したら良いと思いますか?家族や職場,地域でどのように取り組んだら良いと思いますか?」といった内容で話し合いました。

・どう対処していいのかもわからない
・子どもたちがもっと認知症につてい知る機会を作る
・地域で支える必要がある
・適切な施設がないので,地域で支えることを考える
・会社の理解が必要:配置転換,仕事が続けられる環境
・周りに迷惑がかからないような環境,社会
・認知症の人に優しく接することはできるか→ずーっとはできない。介護サービスを利用しよう!
・親が認知症になったら受け入れられるか?→介護する家族をフォローしてくれる場所がほしい
・認知症になる前と同じように接したい(接してほしい)
・幼児のように接してほしくない
・高齢者と子供,地域などの交流の場の充実:資源回収,芋煮会,運動会
・被災地にあるお茶飲み会のような,気軽に相談できる場を作る
・かかりつけ医や地域での勉強会があるといい
・施設の充実
・国は予算を削らないでほしい
・家族はショックを受け,信じたくないと思う
・元気な時を知っているだけに諦めきれない
・治るのではないかと思ってしまう
・本人に治ることを要求してしまう
・本人に対し怒ってしまうのではないか
・(家族がかかってしまったという)現実を認めたくない

今回,認知症という,「今そこにある」非常に身近でかつ切実な問題だけに,各グループでも話は尽きることなく,これまでにもまして熱かったように思います。また新聞社や雑誌の取材もありました。

多くの市民の方が「不安」「恐怖」「恥ずかしい」」「どうにもならない」というネガティブな感情を抱いている一方で,その対策として,家族を始め地域,町内会,子ども会などの周囲からのサポートの大切さを強調する方が多く見受けられました。

また,勉強の機会や,気軽に相談できる環境を望む声も多く聞かれました。

今回浮き彫りになった色々視点を整理して,今後共より深く掘り下げたテーマで当カフェでも扱っていこうと思いました。
そして,当院としても認知症に対する不安,恐怖感,絶望感を少しでも緩和できるような,場や地域のスペースづくりを進めていきたいと思います。

参加された皆様,アンケートも含めてご協力ありがとうございました。
次回は来年1月16日を予定しております。詳細が決まり次第お知らせ申しあげます。
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by dobashinaika | 2015-11-01 21:22 | 土橋内科医院 | Comments(0)

10月31日どばし健康カフェ「認知症について,何でも語り合いましょう」です。

いよいよ1週間後に迫りました第6回どばし健康カフェ,まだお席に余裕がありますので,再度ご案内いたします。

今回のテーマは「認知症について,何でも語り合いましょう」

日時:10月31日(土)15:00〜(約2時間)
場所:土橋内科医院待合室(仙台市青葉区八幡2−11−8)


市民と医療従事者が垣根を超えて,健康・医療・福祉について気軽に語り合うカフェです。
以下のサイトから申し込み可能です。
どなたでも気軽に参加できます。お待ちしております!

http://www.kokuchpro.com/event/0a90026194db0958d496cf6857ccfcef/

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by dobashinaika | 2015-10-24 08:17 | 土橋内科医院 | Comments(0)


土橋内科医院の院長ブログです。心房細動やプライマリ・ケアに関連する医学論文の紹介もしくは知識整理を主な目的とします。時々日頃思うこともつぶやきます。


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幸福はなぜ哲学の問題になるのか (homo viator)


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