第5回どばし健康カフェ「あなたはどこで最期を迎えたいですか?」開催いたしました

6月27日(土)、第5回どばし健康カフェが開催されました。
今回のテーマは「あなたはどこで最期を迎えたいですか?」

参加者は、19人。予想以上に多くのご参加を頂きました。
年齢層は30代の若者から80歳代の方まで。
職種も緩和ケアの専門の方から、福祉会ご関係の方、更に当院の患者さんやネット告知を見て来られた医療者ではない方も多く参加されました。

当カフェの魅力は、こうした老若男女、非医療者と医療者が程よくコラボするところではないかと、自賛したりしています。

3グループに分かれて話し合いましたが、「どこで最期を」というテーマだったにしては、自宅で、とか病院でとか、というお話はあまり出ませんでした。

それよりもどのような形で、自分の意志をどう伝えておくか、家族と最期をどう関わりたいのか。といった「どのような形で」という点に皆さんが焦点を当てて語っておられたのが、注目されました。

その中でもエンディングノートが大切である、という声を多数いただきました。
既にきちんと書いてご家族に伝えておられる方もおられました。
印象的だったのは、そうした意志を伝える際に、どのような死の形があるのか、病気によってどう違うのか、この地域では自分がいよいよとなった段階で頼れる施設や、ネットワークが出来ているのか、もっと知りたいという声が多いということでした。

自分一人では最期は決められない。ご家族はもちろん、ご近所の方や、地域のかかりつけの医師、介護サービスの施設やひととの関係の中で最後は決まっていく、いや決めたい。そうしたネットワーク、及びそれに関する情報が大切であり、自分一人で行くのでなく、周りとの関係の中で満足な最期を迎えたいと願っている人が非常に多いことに感銘を受けました。

今回はテーマをごくざっくりとしたものであり、話の進め方も大ざっぱでしたが、今回を踏まえて、さらに具体的な場面設定や問題点の設定を行い、より深い話し合いができればよいかなあと思いました。当日のより具体的なサマリーは後日まとめたいと思います。

毎回言っていますが、今回一番盛り上がったというか、各人が思い思いの言葉でお話し合いできたのではないかと思います。

診察室の外で、各人の病気のことではなく、各人の死生観とか生に対する思いとか語り合える場が持てるだけでも幸せな気分ですが、これに浸りきることなく、もっとより良い場を作れるようにしていきたいと思います。
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by dobashinaika | 2015-06-29 22:23 | 土橋内科医院 | Comments(0)


土橋内科医院の院長ブログです。心房細動やプライマリ・ケアに関連する医学論文の紹介もしくは知識整理を主な目的とします。時々日頃思うこともつぶやきます。


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